4話構成
ストーリー回収率0%
『七瀬の付喪神』シリーズ1作品目。俺、七瀬囚には幽霊が見える。気付いた時には見えていたそれは、俺にとってはあまりにも当たり前のもの。俺は、家の納屋で刀の鞘と出会った。正確に言うとそれは、刀の鞘に憑いた付喪神で、鞘だから『紗夜』と呼んでいる。ある寒い日、俺は母さんに、旅行のお土産を知人に渡すよう頼まれた。紗夜に、俺のおやつをあげるからパーっと飛んでいってくれと言うと、紗夜は引き受けた。俺は紗夜が戻ってくるまでの間、道端のベンチに腰掛ける。すると、少女の姿をした付喪神が現れた。その付喪神は何かを伝えたいようである。そして俺は……?
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