チョイスノベル

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: とあるダンジョンに眠る剣の話

: 続・とある冒険者ギルドの少女について

: とある冒険者ギルドの少女について

: 神宮寺袖子の推理帳

: 神宮寺袖子の推理帳幕開

: 神宮寺袖子の推理帳首切り殺人事件

: 赤い花は好きですか？

: 千年戦士

: 神宮寺袖子の推理帳風見の愛したもの

: 女神として召喚された娘が大食いファイターだったので、邪神は彼女の胃袋をやっつけたい

注目度の高い作品

おくり花はいらない

もすもあ

高校に入学して数週間後。図書室で私がお気に入りの本の続きを読もうとしたら、まるで栞のように1枚の紙が挟まっていた。手紙の主は『花菱紫苑』。「この本を読んでいるあなたとお話をしてみたい」という。それが『文通』となり、約3年。本の感想や些細な日常の話をやりとりしては、幸せな気分になったり、時には救われたり……。私は彼の手紙と彼に恋している。もうすぐ卒業だし、想いを伝えたいが、今日は職員室に課題を提出する日。手紙を書くのと職員室に行くのと、どちらが優先？……それにしても、花菱紫苑さんとは誰なのだろう？

竜を倒す物語

せっかくどうも、せっかく堂

『ダンジョンの奥にはドラゴンがいて、財宝を守っている』。古い言い伝えの通り、ギャリックが今入ろうとしている洞窟のダンジョンにもドラゴンがいて、数ヶ月前から旅人が無惨に殺されたり、キャラバンが消息を絶つなどの事件が起きていた。領主はドラゴン退治の冒険者を募って洞窟に向かわせたが、誰も戻って来なかった。その中にはギャリックの兄、ジールもいた。しかしギャリックは、どこかで兄は生きていると確信していたのだ。怪我をしているなら治療して、一緒にドラゴンを倒そうと考える。さあ、ギャリックが洞窟に入ると……！

とある冒険者ギルドの少女について

柊ユーリ

『とある冒険者ギルドの少女について』シリーズ1作品目。冒険者ギルドへようこそ！　おや、あなたははじめてだね。今日は依頼？それとも冒険者として？　へぇ、冒険者になりたいんだ、あなたみたいな可愛らしい女の子が！　いいよいいよ、大歓迎！　ええと、君は魔法は使える？　使えないのか――。あ、ううん、いいんだよ、しょげないで。で、なにか武器とか持ってる？　持ってないか――。じゃあ、雑草とりを1週間もやってれば、武器を買えるようになるよ。え？　早く強くならないといけない？　そうは言ってもさ……じゃあ……ええと……。

とある廃墟に住む幽霊の少年について

柊ユーリ

こんにちは！　僕は幽霊のコタロウ。足が透けて見えないだろ？　でも驚かないで。僕はこの家にずっと住んでる、寂しい寂しい幽霊なんだ……。ここにはだーれもいない。なんでここにいるのかも、僕はわかんない。家の外に出ようとすると、身体がビリビリッ！ってして動けなくなっちゃう。だから僕はこの家からずっと出られないんだ……。君たちはだあれ？　ここに肝試しにきたの？ねぇ、僕と遊ぼうよ。ここにいたら、ずーっと遊んで暮らせる。君たちの家の門限は何時？じゃあ、5時までに必ず解散する。約束する。だから遊ぼう！ねぇ……？

赤い花は好きですか？

金森璋

夕子はふと、夜中の暗闇に、自分の意識が浮かんでいるのを見た。「明日が来るのが嫌だ。朝日よ、昇るな」。夕子はそれだけを願い、布団の中で猫のように丸くなる。とにかく眠りに落ちたい一心で目をつぶる。そのとき、がしゃん！と大きな音を立ててポストの受け口が閉まった。「こんな時間に何？」。恐怖と好奇心がせめぎ合うが、結局、好奇心が勝った。玄関を出て、ポストの中を覗く。そこには白い封筒が入っていた。開けてみると、中には赤い花びら。そして便箋にこう書かれていた。『赤い花は好きですか？』。これって、いったい……!?