5話構成
ストーリー回収率0%
『七瀬の付喪神』シリーズ2作品目。俺、七瀬は、高校に入ったばかりの頃に、付喪神の紗夜に出会った。もう半年以上一緒に過ごしているので、今では友達みたいな感覚だ。と、突然、窓から何かが飛び込んできた。「それ」は部屋の中に着地すると、すくりと立ち上がって部屋を見渡す。幼い女の子だ! 赤い浴衣を身に纏い、目鼻立ちはくっきりとしている。その幼女に、紗夜は「久しぶりだな、由良」と声をかけ、幼女も「お久しぶりです、刀の付喪神様!」と笑顔で応える。ただ、俺に対してはとんでもなく横柄な態度だ。「おい紗夜。なんなんだよ、こいつ?」。すると紗夜は……!
この作品の読者にオススメ