『神宮寺袖子の推理帳』シリーズ1作品目。 一見すると小学生に見えなくもない神宮寺袖子さんは、知る人ぞ知る名探偵だ。若干18歳ながら、警察から協力要請が飛んでくるほど優秀な人物。ただ、天才というのは変わり者が多いのか、例に漏れず神宮寺さんも変人だ。今日、神宮寺さんと助手である俺、四ノ宮太郎は、事件が起きたという大きな屋敷へ向かった。現場に着くと、神宮寺さんを良く思っていないベテランの刑事の篠田さんがそこにいた。2人の会話は嫌味の応酬で、不穏な空気が漂う。俺は篠田さんに事件の概要を尋ねたいが、神宮寺さんは怒っている。さて、どうしたものか……?
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