5話構成
ストーリー回収率0%
『七瀬の付喪神』シリーズ3作品目。俺、七瀬は今日、祖母の墓参りに出かけた。今はその帰り道で、ふと木々の間に抜け道があるのを見つけた。――こんなところに道があっただろうか? 少し冒険をしてみよう。――俺はその抜け道を、興味本位で進んで行く。歩いて行くと、目の前に現れたのは神社だった。賽銭箱の前に着いたそのとき、微かに声が聞こえて来る。どうやらその声は、神社の裏側から聞こえてくるようだ。神社の裏には、確かに1人の男がいた。男はその場にしゃがみ込み、額を押さえながらぶつぶつと呟いている。男は何者だろう? さて、どうしたものか……?
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