超常現象研究部の千葉先輩と僕は、部活をサボって河原でアイスコーヒーを飲むのが日課だ。河原の後ろには、しばしば幽霊の目撃情報がある『お堂』が立っていて、中には古びたお地蔵さんがいる。時間を潰し終えた先輩と僕が帰ろうと立ち上がったとき、先輩が突然つんのめり、たたらを踏んだ。「痛ってぇ」。先輩は、「背中を突き飛ばされたような、肩を上からバンって叩かれたような衝撃が……」と言いながら首元をさすった。そして帰宅後の夜12時。先輩から送られてきた写真には……両手で首を絞められたような真っ赤なアザが!?
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