『神宮寺袖子の推理帳』シリーズ4作品目。 神宮寺探偵事務所で助手をしている俺、四ノ宮は、神宮寺さんに依頼されていたものを渡す。風見道光の後援会なるものに所属している人物のリストだ。風見を慕う存在が集まって組織となり、後援会と称している。風見は現在捕まっているためトップは不在だが、以前風見が話していた『いろいろと教えた奴』がそこにいるはず。それはどこの誰なのか、その人物の特定に、俺たちは通常の業務の合間を縫って取り組んでいる。そこへ突然、依頼者がやって来た。男の名は夏木市道。風見のリストにその名はない。そして彼の依頼は……?
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