6話構成
ストーリー回収率0%
静まりかえった病室。白い床、白い壁、白いカーテン。幼い頃より心臓を悪くして入院を余儀なくされている萩原游は、真っ白な病室の中で、ゆっくりと自分が死んでいくのを感じ取る……。突然、聞き覚えの無い声がした。来訪者? いや、おかしい。誰か入ってきた覚えも物音もなかった。声がした方を見ると、そこには不吉な黒い衣装に身を包んだ少女がいた。「きみは誰?」「貴方、もうすぐ――」。少女が游に何かを伝えようとした時、足音がして、少女はあっという間にその場からいなくなった。「待って!」。游は思わず少女を追いかけ……!
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